ベイレタープレスについてbayletterpress

■ベイレタープレスは活版印刷で作る紙製品ブランドです。

ベイレタープレスは、2010年に横浜で誕生した、レタープレス・活版印刷のブランドです。

『レタープレス・活版印刷の、新しい価値・新しい可能性のご提案』
をコンセプトに、レタープレス・活版印刷の存在と、レタープレス・活版印刷が持つ特有の魅力をより多くの人に知ってもらい、次の世代にレタープレス・活版印刷を伝えるのがミッション。
レタープレス・活版印刷を自分たちみずからデザインから印刷・加工まで承っているところが、ベイレタープレスの特長です。 豊富な経験があるから、印刷前に細かいアドバイスやコーディネートができます。
事業開発にも余念はなく、2011年にはアンティーク加工紙の生産・販売を開始し、その仕上がりのクオリティの高さから、今現在も多くの方面から賞賛、ご支持を頂いております。

■活版印刷・レタープレスについて

レタープレス・活版印刷とは、印刷方法のひとつです。
印刷用の版を準備し、それにインキを塗り、用紙に押し付けて印刷します。
印刷の版には大きく分けて２種類あり、ひとつは活版活字を用いる版、もうひとつは凸版（トッパン）です。
活版活字とは、いわゆる活字のことで、鉛が主成分の金属活字や木を彫って作られた木活字などがあります。
凸版とは、樹脂や亜鉛、銅など金属で作られた版のことです。
この版を作ることを、製版と呼びます。 厳密にいうと、活版活字での印刷が「活版印刷」、凸版でのは「凸版印刷」といいます。
英語では、活版活字のは「Typography」、凸版印刷のは「Letterpress」と呼ばれています。
今現在、活版活字のも凸版のも、すべてレタープレス・活版印刷と呼ばれていて、海外では「Letterpress」と総称されているそうです。
ベイレタープレスでは、主に凸版を用いたレタープレス・活版印刷を承っております。
これは、自由なデザインでの製版・印刷が可能だからです。 ですので、Illustratorで作成したデータはもちろん、手書きの原稿からでも製版が可能です。
活版活字は、出張ワークショップなどで使用しています。 これは、印刷のルーツの良さを体験してもらうためと、一文字一文字組んで作り上げられた印刷物から伝わる活字の風合いとその良さを感じ取って頂くためです。
活版活字は一文字一文字を職人が手作業で組んでいくのですが、そこには様々なルールがあります。
そのため、デザインする上で凸版よりも制約があるのですが、印刷物の出来上がりだけでなく、組まれた活字たち（組版（クミハン）といいます）の美しさや、読んでも疲れにくい文字の並び（可読性の良い並び）を持つという特徴があります。 特に文字に関わるDTPデザイナーなどは、スキルアップのひとつとして組版を学ぶ方もいらっしゃいます。
※活版活字は、今現在も築地活字さん（http://tsukiji-katsuji.com/）など活字屋さんで、生産・販売されています
※木活字は、今現在は生産されていません